すると、突然、天の大軍が現れ、この天使と共に神を賛美して言った。 「いと高き所には栄光、神にあれ 地には平和、御心に適う人にあれ。」 天使たちが離れて天に去ったとき、羊飼いたちは、「さあ、ベツレヘムヘ行って、主が知らせてくださったその出来事を見ようではないか」と話し合った。そして急いで行つて、マリアとヨセフ、また飼い葉桶に寝ている乳飲み子を探し当てた。 ルカによる福音書 2:13-16
ルカによる福音書では、救い主誕生の知らせはまず羊飼いたちに届けられました。雇われ人として野宿しながらの貧しい遊牧生活を過ごし、ささげものをたずさえて神殿で祈ることも、律法にそつた宗教的に規律正しい生活を送るもできなかった羊飼いたちは、神の救いからは遠い存在と見なされていました。「立派」とされるところではない彼らに、まず喜びの知らせが届けられた出来事の中に、神の想いが宿ります。
その想いを受け取った羊飼いたちは、「さあ、行こう」と旅立ちます。彼らの姿は、心にある恐れや不安ではなく、それを包み込むほどの勇気と希望があふれています。主からの良き知らせ、福音の光によつて照らされ、立ち上がる姿です。
「Merry Christmas」の「Merry」は元来「勇敢に、勇気をもって」、「Christmas」は「キリストの礼拝」という意味を持ちます。「さあ、行こう」との思いでキリストを拝みに旅立った羊飼いたちは、まことの「Merry Christmas」を私たちに伝えています。私たちのためにキリストがお生まれになった、神が救い主をお与えになった、その良き知らせが、私たちにも届けられています。
さあ、私たちも勇気と希望を携えて腰を上げ、キリストを礼拝する、キリストに出会う旅へと歩みだしていきましょう!
12月24日(金) クリスマス・イヴ礼拝 (夕の礼拝)
19時00分から
「イヴのひと時」を教会で。
12月24日(金) 降誕日 第1聖餐式
21時00分から
12月25日(土) 降誕日 第2聖餐式
10時30分から
大祝日には、聖餐にあずかりましょう。
12月25日(土) 教会学校クリスマス礼拝
14時00分から
12月26日(日) 降誕後第1主日 聖餐式
10時30分から
1月 2日(日) 降誕後第2主日 聖餐式
10時30分から
年初の礼拝は1月2日です。
「初詣」はぜひ教会へ。
主のご降誕の喜びに ともに与りましょう!